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中古車トラックを購入した際には名義変更が必要!その理由と方法

公開日:2021/10/15  


販売会社から中古車トラックを購入した際は、乗用車と同じように名義変更を行ってから乗ります。しかし、名義変更の必要性や方法は、あまり知らないという方も多いのではないでしょうか?そこで今回は、中古車トラックの名義変更の必要性や方法について詳しくご紹介します。

名義変更が必要な理由

名義変更を行わなくても、中古車トラックに乗ることは可能です。実際、乗用車でも保険条件次第(特約など)で親族や友人が運転するケースは多々あります。つまり、中古車トラックを名義変更せず乗るということは、借りたトラックを乗っているのと同じことなのです。しかし、名義変更は必ず行うようにしてください。

なぜなら、中古車トラックを名義変更せずに運転した場合は、購入前の所有者に対して迷惑をかけてしまうからです。たとえば、自動車税や違反切符などは、自分が乗っていても通知は購入前の所有者にいってしまいます。スピード違反などの場合、罰則を受けるのは運転手本人ですが、通知は所有者に送付されてしまいます。もちろん、トラブルが発生した場合も所有者に連絡がいってしまう可能性大です。

また、名義変更しないという行為は、将来的にもデメリットです。新たに保険加入することもできませんし、トラック売却も不可能になります。前所有者、現所有者ともにデメリットしかありません。中古車トラックを購入したときは、なるべく早く名義変更手続きを行うようにしましょう。

名義変更を行うタイミング

そのまま乗ると問題が起きる可能性もありますから、できるだけ早く名義変更した方がいいでしょう。タイミングとしては、中古車トラックを購入したときや納車後すぐです。そもそも名義変更のタイミングについては、道路運送車両法13条2項で定められています。期限は購入もしくは納車後15日以内、過ぎてしまうと、手続きが増加したり、以前の所有者に迷惑がかかったりするので注意が必要です。

名義変更の手続きでは、書類の作成と提出を行わなければいけません。提出する書類の種類も多く、ちょっとしたミスでも受け取りは拒否されます。名義変更の期限は決まっていますから、事前に準備するなど、速やかに提出できるようにしておきましょう。

名義変更方法と必要な書類

中古車トラックの名義変更の方法と必要な書類をご紹介します。とくに書類は、不備があった場合には手続きしてもらえないので、早めに準備しておくことが大切です。

中古車トラック販売会社から提供される書類

自動車検査証(車検証)、譲渡証明書、印鑑証明書、委任状が必要です。書類はすべて中古車トラック販売会社が準備してくれます。譲渡証明書については、以前の所有者の実印が捺印されているものになります。販売会社は、この手の手続きをプロ並みに熟知していますが、念のため、自分で手続きする場合は、書類の不足や不備がないかも確認しておきましょう。

自分で揃える書類

前項の書類とは別に印鑑証明書、車庫証明を自分で揃えておきます。印鑑証明は市町村役場等で取得し、車庫証明(自動車保管場所証明書)は警察署で入手することが可能です。発行手数料は印鑑証明が300円、車庫証明は約2,000円の申請手数料と、約500円の交付手数料が必要です。ともに地域によって料金が異なるのであらかじめ調べておきましょう。

車庫証明については、保管場所と本拠地の距離が2m以内、トラックがすべて入る、保険場所の権利を有する、この3つの条件を満たしていなければいけません。販売店で名義変更を依頼するときは、教えてくれるので安心ですが、自分で行う場合は忘れないようにしてください。

名義変更の方法

上記書類をすべて揃えたら、いよいよ名義変更です。名義変更は各地域を管轄している運輸支局で行います。運輸支局に着いたら、まずは手数料納付書に必要事項を記入し、購入した印紙を貼ります。

次に申告書を購入し記入、自動車税・自動車取得税申告書もあわせて記入しておきます。完成したら窓口に提出ですが、不備があるとすぐに返されるので、必ず確認してから提出するようにしましょう。提出して、無事受理されると新しい自動車検査証が完成です。

中古車販売店で名義変更を代行してもらう場合の費用

名義変更は、中古車販売店で代行してもらうこともできます。すべての販売店が有料とは限らず、なかには無料で代行してくれる販売店も存在します。また、金額設定も各販売店でバラバラなので、面倒だからといって料金も確認せずに代行を依頼することは止めましょう。お願いするときは、必ず見積書を確認して、料金に納得いかないときは、交渉してみてください。

名義変更は書類を集めるのも大変ですし、運輸支局での手続きも簡単には済みません。混雑しているときに、書類の不備があると手続き完了がどんどん遅くなってしまいます。こういったことを考えると、代行料が安いところに依頼するか、ネットなどで調べて代行料無料としている中古車販売店に行った方が安心かもしれません。

 

中古車トラックを購入したら、早い段階に名義変更を行うようにしてください。期限は購入もしくは納車から15日以内ですから、あまり猶予があるとはいえません。書類の準備と手続きもあるので、早めの行動するようにしましょう。手続き関係が苦手という方は、無料で手続き代行してくれる中古車トラック販売会社を探してもいいかもしれませんね。

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磯山自動車販売の画像 引用元:https://www.isoyama.co.jp/
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