後悔しないために!中古トラックを購入する際に注意するべきポイント
仕事で使うために中古のトラックの購入を検討している人は、できるだけ安価なトラックを探している人が多いようです。しかし、価格だけに気を取られていると失敗してしまうこともあります。中古トラックの失敗を防ぎたいと考えている人もいるでしょう。そこで本記事では、中古トラックを購入する際に注意したいポイントを紹介します。
中古トラックを納車するまでの流れ
納車までの流れや一般的な納車期間を紹介します。
納車までの流れ
・中古トラック販売店で車を探す
希望の車を販売店で見つけましょう。店舗に出向かなくてもインターネットで簡単に探すことも可能です。希望の車が見つかったら、販売店へ問い合わせをします。
・販売店で現車の確認
中古のトラックは、コンディションに差があります。現車の確認ができる場合は、必ず目で見て確認しましょう。販売員に過去の使用状況やメンテナンス状況などを聞くことも重要です。販売店に出向くことができない場合は、写真などで確認しましょう。
・見積もり確認
現車を確認し、問題なければ見積もりを依頼しましょう。車体は安くても陸送費など諸経費がかかる場合があります。見積もりの内容に納得し、支払方法が決まったら本契約してください。
・納車点検整備、法定手続き
購入契約を結んだあとは法定手続き、納車前の点検整備が行われます。トラックは現状渡しも多く、契約前にその契約をしていると点検費用がかかることもあるようです。納車前に点検整備を依頼したい場合は、契約前に確認をしましょう。点検整備や法的手続きは、販売店の混み具合などで変わります。
中古トラックの納車目安
中古のトラックに車検が残っている場合、契約から納車までの日程の目安は1週間前後です。この1週間の期間は車庫証明が取れるまでの時間とされています。車検証のコピーなどを貰って事前に手続きすることもでき、車庫証明の手続き期間を短くすることも可能です。車検が切れている、一時抹消登録されている場合には10日~2週間ほどかかります。車のコンディションが悪い場合は点検整備に時間がかかるので、もう少し時間がかかるでしょう。
必要な書類を先に揃えておくと納車が時短できることも
納車を早くしたい方は、事前に必要な書類を用意しておくと早くなる場合があります。必要な書類は法定手続きをする際に必要になるものです。
・印鑑証明
・実印
・委任状
・購入する中古トラックの車検証
・自動車納税証明証
・自賠責保険証
・車庫証明(自家用ナンバー登録の場合)
この法定手続きは名義変更を行う時のものです。少しでも早くしたい方は前もって準備しておきましょう。
中古トラックを購入する際に注意するべきポイント
中古トラックを購入する際に注意するべきポイントを紹介します。
販売店を選ぶ時には事前にチェック!
取引している販売店がない場合は、販売店の口コミなどをチェックしましょう。販売店に何か所も出向くよりも効率がよいです。ウェブサイトには販売店の情報が多くあり、気に入った車があれば問い合わせも可能でしょう。中古トラックは高い買い物ですから、信頼できる販売店を探すためにも事前のチェックは必要ですね。
現車確認の際にはエンジンの確認も
車を確認できる場合は、エンジンやマフラー、エンジンオイルの交換記録、音などを確認しましょう。トラックの耐用年数もチェックできる場合はしておくと安心です。車をあと何年業務に使用できるかを国が決めた年数が耐用年数とされています。車が初めて登録された月からの経過期間に応じて、『法定耐用年数-経過年数×経過年数×0.2』で計算して割り出すようです。
契約、納車時には整備面と契約書の確認を!
購入した後に後悔しないためにも、内外装のチェックは販売担当者と一緒に行います。中古のトラックは現状引き渡しが多いので、契約前に整備されていないところがないようにチェックしておきましょう。納車時は、契約書の内容と違う部分がないかなどを確認します。中古のトラックは、保証面で不備がないかを入念にチェックすることが大切です。
中古トラックの選び方
中古のトラックの選び方を紹介します。
走行距離、年式
走行距離と年式のバランスがよいものを選ぶようにしましょう。トラックは普通車よりも長持ちする設計になっていますが、年式が新しいのに10万km以上走っている車は、整備されているかを確認しましょう。年式が新しくても整備されていない車はあまりおすすめできません。また、車両に使用感があるにも関わらず走行距離があまりない車は、メーター改ざんの可能性もあります。走行距離、年式のバランスを確認しましょう。
修復歴がない、点検記録簿がある車
修復歴があっても、箇所によっては走行に関係なく問題ないこともあります。修復歴がない車が一番ですが、修復歴があるかどうかはリサーチが必要です。購入前に点検記録簿を確認し修復歴などを確認し、走行に支障がない車を選びましょう。
試乗する
見るだけではわからないのがハンドルや足回りです。感覚的なものは試乗しないとわかりません。
中古トラックの納車までは、早いと1週間前後で完了しますが、整備の状態や車検の有無でも変わります。納車を早くしたい方は必要な書類を事前に用意しましょう。中古のトラックを選ぶ時には販売店の評判や車の状態、契約書の内容など、すべて確認してから決めてください。
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引用元:https://www.isoyama.co.jp/