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トラックの白ナンバーと緑ナンバーにはどんな意味がある?違いを解説

公開日:2023/03/15  最終更新日:2023/03/01


街を走るトラックのなかには、ナンバーが白色のトラックと緑色のトラックにわかれています。ナンバーの色はトラックの使用用途によって異なり、自動車税や重量税にも関わります。今回は、それぞれのナンバーの意味や違いについて詳しく解説するため、検討している人や理解できていないという人は、ぜひご参考ください。

白ナンバーと緑ナンバーの違い

トラックのナンバープレートには白と緑の2種類がありますが、大きな違いはトラックの利用目的です。白ナンバーのトラックは、自家用車として使用するトラックであり、普通車と同じ扱いとなります。対して緑ナンバーのトラックは、事業用車として使用するトラックであり、事業者であれば緑色のナンバーを取り付けなければなりません。

何を運搬しているか

白ナンバーと緑ナンバーのもっとも大きな違いは、運搬する荷物です。白ナンバーのトラックは、自社の荷物を運搬しています。

しかし緑ナンバーのトラックは、依頼主から金銭を受け取って荷物を運搬することを目的としており、ほかの企業の荷物を有償にて運んでいます。また、荷物だけでなく有償にて人を送迎する場合も、緑ナンバーの対象です。

自動車税の金額

1年に一度必要となる自動車税の支払い金額は、白ナンバーよりも緑ナンバーが安くなります。金額は、自動車ごとの積載量によって決定されています。たとえば、一般的な2トン積載車において、最大積載量が2トンのトラックの場合、白ナンバートラックの自動車税は1万1,500円、緑ナンバートラックの自動車税は9,000円です。最大積載量が増えると、その分金額の差も大きくなります。

自動車重量税の金額

自動車を購入する際には、自動車重量税の支払いが必要です。自動車税と同じく自動車重量税の金額についても、白ナンバートラックよりも緑ナンバートラックが安くなります。たとえば、一般的な2トン積載車において、車両の総重量が5トンのトラックの場合、白ナンバートラックの自動車重量税は2万500円、緑ナンバートラックの自動車重量税は1万3,000円です。自動車重量税についても、総重量が重くなるほど金額の差が大きくなります。

緑ナンバーを取得するメリット・デメリット

緑ナンバーの取得には数々のメリットがある一方で、いくつかデメリットもあります。取得の際にはそれぞれの内容を理解して手続きを進めましょう。ここでは、メリットとデメリットを3つずつご紹介します。

メリット1:会社としての信用度が高まる

緑ナンバーは、どの会社でも簡単に取得できるものではありません。一定の条件をクリアした合法企業のみが取得可能であるため、緑ナンバーが社会的信用度の証明になるともいえます。緑ナンバーの取得会社がトラック購入にあたる融資を受ける際には、緑ナンバーに関する許可証を提示することが必要です。

メリット2:福利厚生が整う

緑ナンバートラックを運転する従業員の条件として、社会保険・雇用保険に加入していることが必須となります。企業の福利厚生を整えられるため、ドライバーや従業員が満足できるようになります。

メリット3:取引先の拡充につながる

国や地方公共団体、大手の民間企業などでは、取引先選定の条件として緑ナンバーの取得会社であることを定めているケースもあります。緑ナンバーを取得しておくことで、取引先の拡充にもつながります。

デメリット1:自動車保険の取扱先が少ない

緑ナンバーに対応した自動車保険は数が少なく、加入の際は保険会社の選択肢が限られます。また、自動車保険の保険料が安く設定されているネット保険などでは、大半の会社が緑ナンバー非対応になっているのが現状です。

デメリット2:自動車保険の保険料が割高となる

任意自動車保険の保険料は、白ナンバートラックよりも緑ナンバートラックが高くなるのが通常です。金額の差は2倍ほどとなるケースもあります。

デメリット3:付随業務が増える

緑ナンバー取得業者には、運転者台帳や点呼記録簿、日報などの付随業務が義務付けられます。義務違反をすると処分の対象となり、トラックを運行できなくなるケースもあるため注意が必要です。

トラックの緑ナンバーを取得する方法

緑ナンバーを取得するには、トラック台数や車庫設置などの必要基準を満たすことが第一条件となります。基準を満たしていることを確認したら、各種申請書類を準備後に、法令試験を受験します。書類の作成が難しい場合は、行政書士に依頼することも可能です。

法令試験は、事業者としての適性をはかる内容であり、合格した事業者は運輸局による審査を受けられます。審査結果に問題がなければ、3~5か月後に緑ナンバー取得の許可が得られるため、登録免許税を納付して選任届を提出します。トラックの車検証を事業用として変更すれば、緑ナンバーを取得可能です。

まとめ

今回は、トラックの白ナンバーと緑ナンバーの違いについて詳しく解説しました。白ナンバーと緑ナンバーの大きな違いは、荷物の運搬を事業活動としているかどうかです。自社の荷物を運ぶトラックや自社製品の宅配専用トラックなどは白ナンバーとなりますが、金銭を受け取って荷物を運ぶ・人を乗せるトラックは緑ナンバーです。緑ナンバーは、各種税金が安く済む、会社の信用度が向上するなどのメリットがある一方、任意自動車保険の保険料が割高となることなどのデメリットも挙げられます。取得の際にはそれぞれの内容を充分に理解した上で手続きを進めましょう。緑ナンバーの取得を検討している人は、今回の記事を参考にしてみてください。

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